仮想通貨社会は「ひったくり」や「強盗」を壊滅させる!?

人間の文明が誕生し、法律や掟にしたがって世の中が運営されていくようになって以来、常に犯罪は存在し続けてきました。特に、お金にまつわる犯罪は非常に多く、また職業的犯罪者も少なくありませんでした。しかし、仮想通貨社会に切り替わることで、少なくとも「ひったくり」や「強盗」の類は激減するものと思われます。
何故なら、彼らが狙う「お金」が手に入らなくなってくるからです。泥棒たちが主に狙うのは当然、何にでも交換できる「お金」ということになってくるわけですが、キャッシュレス社会が進んでくると、多くの人は「お金」を持ち歩かなくなってきます。さらには仮想通貨が主軸となれば、悪人が盗んで使うにはリスクが高いクレジットカードやキャッシュカードすら持ち歩かなくなっていきますので、ますます「旨み」が少なくなるわけです。海外のこぼれ話的なネタではありますが、田舎から都会に出てきて泥棒をしようと思ったものの、どの店に入ってもろくに現金が入っておらず、まったく「利益」を上げることができなかったというエピソードも出てきています。生体認証が必要なPCや端末、スマホ等も同様に、とても割に合う物品とはならないでしょう。

賛否両論ある仮想通貨ですが、少なくとも街頭での代表的な犯罪を根本的に減らす効果は期待できそうです。